ノッチャン です。


今回は、仮想通貨に関係した

国会、参議院予算委員会での質疑のやり取り


こちらに触れて、お話してみたいと思います。


タイトルどおり

日本維新の会・藤巻議員

仮想通貨税制で麻生財務相へ不満、あるある?

こんな感じですね。


大きく中身に触れますと

日本維新の会・藤巻議員が

『ブロックチェーン技術と仮想通貨の発展は

一体と考えるべきであって

総合課税の雑所得の税制はいささか過酷では?


※ 利用者への配慮も必要と言いたいのでしょう。


との趣旨問いに


麻生財務相が

「いやいや、そんなことはないのだよ」

「今のままが、妥当」

と、今回はいなされた話です。


ぞれでは

両者の発言趣旨を主体に進めてみます。


ご覧の方々は、このまま、僕の話にお付きあい

いただければ幸いです。


項 目
1 日本維新の会、藤巻議員の質問趣旨
2 麻生財務相の回答趣旨
3 まとめ

日本維新の会、藤巻議員の質問趣旨

はじめに、日本維新の会・藤巻議員が

参院予算委員会での発言趣旨と思われるものを

ピックアップします。(6月25日)


● インターネットの成長産業はブロックチェーン

● ブロックチェーンは改ざんがし難い 


● ブロックチェーンと表裏にあるのが仮想通貨

● 仮想通貨への規制がけは、世界から遅れをとる


● 現状の税制はよろしくない様子

雑所得、損益通算不可、翌年繰り越しもダメ


● 儲けを税とするなら、大損の補填も必要では?

(総合課税であり、最大税率55%)


● 株、FXは、分離課税であり税率20%

※ 仮想通貨・・分離課税とするは不可欠!


● 政権は税制改正を図るべき!


ということで

仮想通貨を扱う、対象者、利用者へ


かなり、熱いエール送り、支援を行いたい

意志を見せてくれたと思います。




麻生財務相の回答趣旨

一方の麻生財務相はどうでしょう。

同様に

趣旨と見なせるものをピックアップします。


● 仮想通貨は先が不明瞭なもの

● 金融庁は基本、利用者を詐欺から遠ざける


● 20%の分離課税はほかと比較すれば相応

● 仮想通貨は資産運用として推奨しかねる


● 仮想通貨とブロックチェーン技術の発展は別

● ブロックチェーンの育成は必要


という感じで、概して辛口に映ります。


もっとも、この質疑質問で

「うん、そうだね」

と言えば・・ですよ。


金融庁は業務改善命令を先週の金曜日に

出したばかり・・。(6月22日)

緊張感がぶっ飛ぶでしょう!


ですから、麻生財務相

仮にある程度納得する部分があっても

「まだまだ・・だね」

との回答しかできないのかもしれません。




まとめ

ここまで、質問者、回答者双方の発言から

その趣旨と思われるものをピックアップして

お話してきました。


そこで、まとめてみますと

仮想通貨の税制が

FXや株に倣ったものになるには

まだ、時間がかかるのでしょう。


それでも

新たな動きが生まれつつあることを

予感させる契機にはなったのでは?

と、思わせてくれます。


今後も藤巻議員には、国会の場で

ドシドシ建設的な仮想通貨の議論を

巻き起こして欲しいものです。


また、麻生財務相、かなり勉強している?

と思われますよね。


側近、お付きの方々から

知識を仕入れて充電しているのでしょう。

冒頭から『仮想通貨表現』の講釈でした。

仮想通貨ではなく暗号資産・クリプトアセットと言われる

「俺、知ってるぞ!」

・・って感じ、いっぱいでしょう。


ともあれ、今回の質疑で

仮想通貨への国の視線の度合いが

より高まれば!その契機となれば!

との期待も生まれるのです。


ということで、今回はここまでとなります。

お話がお役に立てれば、幸いです。





拙文をご覧になっていただき

ありがとうございました。



【あとがき】

かつて

日々の国内はじめ世界のできごとを

レジュメ形式でまとめていたことから


柔らかいバージョンとして作成したものが

『経済ウンタラカンタラ』


何かを調べる時の契機になるかもしれません。


また

派生で仮想通貨にも触れています。


基本、勢いだけ強し!ですが

お越しいただいた方に、何か残すことができれば

と、ブログの向上・管理にあたっています。

よろしくお願いします。