ノッチャン です。
今回の経済ウンタラカンタラは
前週の米国の経済指標を見て
前々週発表の米雇用統計と比べ想うことを
語ってみます。
(ザワッと気になるところだけ・・メモ)
◎ 前回取り上げた米経済指標から
● 米雇用統計(2022年8月5日)
◎ 前週の米経済指標CPIとPPI
● CPI(米消費者物価指数)
● PPI(米卸売物価指数)
◎ 株価とドル円への影響
前回取り上げた米経済指標から
総じて米雇用統計は
その数値から
「労働雇用環境は大きくよし」
との印象を与えるところ。
また、この指標から一般的に映るものとして
FRB(連邦準備制度理事会)は
「物価高が進む!」
「インフレが進む!」
との見なしが深まるでしょうし
FRBが行う政策金利上げを
その上げ幅がかなりの大きさで維持される
とも見なせます。
前週の米経済指標CPIとPPI
ですが
米雇用統計を見てドツボにハマったか・・
との想いで沈んでいたところ。
これは朗報か、と映るものがこちらの二つ。
8月10日発表
上昇率が鈍化しています。
各種報道を通じて整理するとだいたいこんな感じ
● CPI(前月比)
1.3% → 0.0%
● CPI(前年同月比)
9.1% → 8.5%
● CPIコア指数(前月比)
0.7% → 0.3%
● CPIコア指数(前年同月比)
5.9% ⇒ 5.9%
また
結果値は市場予想以下となっています。
8月11日発表
CPI同様、上昇率が鈍化しています。
各種報道を通じて整理するとだいたいこんな感じ
● PPI(前月比)
1.1% → -0.5%
※ 前回値の修正値は1.0%
● PPI(前年同月比)
11.3% → 9.8%
● PPIコア指数(前月比)
0.4% → 0.2%
● PPIコア指数(前年同月比)
8.2% ⇒ 7.6%
また
結果値は市場予想を下回っています。
どうでしょう。
これらが目に入ってくると
俄然、米雇用統計を見た感覚が払しょくされる
消えていく感じがします。
FRBの政策金利を
「上げるぞ」「ガンガンするぞ」の勢いが
何となくにしても削がれると映ってきますよね。
物価上昇が抑制された状況に映るわけで
「インフレの進行度合いも鈍くなった!」
と思えてくるでしょう。
株価とドル円への影響
こうなると、株価は素直に反応してくれます。
● 10日、ダウ上昇、ナスダック上昇 ドル安
● 11日 ダウ上昇、ナスダック下落 ドル高
● 12日 ダウ上昇、ナスダック上昇 ドル高
11日は米長期金利の上昇もあって
ナスダックはいささか凹んでいますが
12日は堅く、ダウ、ナスダックともに大幅上昇
米国経済は健在なり!
と示すところでしょう。
そこで、ビットコインはどうかと言えば
こちらも素直ですね。
14日、330万円台まで跳ねています。
15日は320円台で上下運動を持ちますが
15日の米株式市場、ダウ指数の動きによっては
さらに跳ねるか、と期待するところでしょう。
ということで
今回も経済ウンタラカンタラ
と思いつくまま、メモってみました。
今回はここまでとなります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
かつて
日々の国内はじめ世界のできごとを
レジュメ形式でまとめていたことから
柔らかいバージョンとして作成したものが
『経済ウンタラカンタラ』
何かを調べる時の契機になるかもしれません。
また
派生で仮想通貨にも触れています。
基本、勢いだけ強し!ですが
お越しいただいた方に、何か残すことができれば
と、ブログの向上・管理にあたっています。
よろしくお願いします。