今回はこちら。
3月29日の米国株式市場、ダウの上昇は
米中貿易、通商協議の進展の表れ!?
・・と思い、取り上げてみます。
これがありましたからね。
ムニューシン財務長官
「非常に生産的なワーキングディナーだった」
・・が好感された?!
29日ダウ 25,928.68ドル +211.22ドル
何と言っても、200ドル超えですから
目は向かいますよね。
そして、進展云々に関しては・・
少なくとも、ダウが上がった点は
米中のやり取りの流れを好感した人々が多い
との証左には映ります。
結果は今後どうなるかわからないにしても
ですよ。
何と言っても、米国トランプ政権は
是が非でも貿易、通商協議で生まれる結果を
米国民の誰が見ても
これまでの中国の姿勢を変えた
と受け止められる形にしたいと考えている
でしょう。
とにかく
「経済面を充実させたい!」が至上命題であり
米国民が「景気はよい」と実感できるものを
求めるのではないでしょうか。
それを考えさせるものに、ここに挙げるような
一連の流れがあります。
Had the Fed not mistakenly raised interest rates, especially since there is very little inflation, and had they not done the ridiculously timed quantitative tightening, the 3.0% GDP, & Stock Market, would have both been much higher & World Markets would be in a better place!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2019年3月29日
FRB(連邦準備銀行)
このツイッター投稿は
早い話、FRBが金利を上げていなかったら
今は、もっと素晴らしい結果が・・経済成長が
見られたであろう・・と言いたいものかと。
続いて、その前にはFRBの理事候補として
名が上がるスティブーンムーア氏が
「FRBは利下げにすべき」
・・と、発言しています。
さらに、クドロー国家経済会議委員長は
金利を0.5%引き下げたい趣旨発言をしています。
これらを並べて言いたいことは
経済成長、浮揚のために
『トランプ政権は強い意志を持っている!』
と思われる点。
それゆえ
米中貿易協議も生半可な妥協はしないのではないか
・・と。
もっとも
このことは別に今さらの話ではないでしょうけど。
少々思うところを強調したく触れています。
ところで、来週、4月の第1週は
北京からワシントンへ場所を変え
米中貿易、通商協議は継続の予定です。
基本、両国はよい落としどころを求め
引き続き接点を持つ様子。
たとえば
中国による米国企業への技術移転強要問題に関し
中国が踏み込んだ提案を行った・・とか
昨週はありましたから、それを超える、上回る
内容が飛び出すのかもしれません。
そのためか、期待する面もありますが
とはいえ
トランプ政権は、最後は中国が折れないのなら
「追加関税で対応すればいいや」
と見なしているかも、しれませんし
強気の姿勢は崩さないでしょう。
『米国第一』ですからね。
それに中国は輸出国・・
(困るのは中国でしょう。)
であれば、今週の米国株式市場は
より期待の行方が定まらぬものとなるのかも
目は向かいます。
3月28日-29日 於:北京
ムニューシン財務長官
ライトハイザー通商代表部代表(USTR)
知的財産権などの合意内容順守の仕組みをどのように作るかで協議が進行した様子。
ということで
今回も経済ウンタラカンタラと何気に
メモってみました。
なお
これからも、いろいろと経済全般に関し
接点を求めて行きますので
『経済ウンタラカンタラ』
よろしければ、お寄りください。
それではお付き合いいただき
ありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
かつて
日々の国内はじめ世界のできごとを
レジュメ形式でまとめていたことから
柔らかいバージョンとして作成したものが
『経済ウンタラカンタラ』
何かを調べる時の契機になるかもしれません。
また
派生で仮想通貨にも触れています。
基本、勢いだけ強し!ですが
お越しいただいた方に、何か残すことができれば
と、ブログの向上・管理にあたっています。
よろしくお願いします。