ノッチャン です。
今回は昼サテ(テレビ東京 18日)を見てのこと。
毎度の如く、横目でチラチラと目に入れつつ
・・でしたが
いつも以上に興味を引く内容を扱っていたので
途中から、目が思い切り向かいます。
(ヴェリタスの扉と表されたコーナー)
それがタイトル『ぐらつく基軸通貨』であり
『力の乱用、進むドル離れ』との副タイトル
タイトルだけ目に入れると
現在の米国トランプ政権の施策はよろしくない!
と言いたげに映るもの。
※ 日経ヴェリタスの記事にあるのでしょう。
具体的に話は、それを表すものとして
欧州や中東ではドルを避けた貿易決済が進行中
とあり、中でもそれに代わって中国の元の使用が
進んでいるとあるのです。
なかなか刺激に富んだ内容と映りましたが
どうでしょう。
説明資料の中で見られる
SWIFTを経た国際送金占有率において
上位5位の通貨ではこのとおり。
通貨 | 2010年 | 2018年 |
---|---|---|
ドル | 31.7% | 41.6% |
ユーロ | 41.7% | 33.0% |
ポンド | 8.4% | 6.8% |
円 | 3.0% | 3.4% |
人民元 | 0.05% | 2.1% |
ユーロの送金は減り、中国人民元のそれが
拡大の模様。
※ SWIFTはこちらへ。
つまり、ドルを使った国際送金度合いが下がれば
(たとえば人民元の使用度合いが増えるとか・・)
ドルの基軸通貨としての重みが下がる!
と言いたいのでしょう。
これと合わせて興味深い点が、こちら。
この背景を持ちつつ、米国がモノやサービスを
各国から受け取り、対価として渡したドルが
各国の外貨準備高へ。
さらにそれが米国債の購入として充てられる流れが
変わりつつあるとも強調!
そして
ここからが話の核心の部分にあたります。
その流れが強くなると・・ですよ。
要は米国債において、各国の購入比率が下がれば
必然的に、米国民による購入、政府機関の購入に
委ねる部分が増えてくる!
これが予測されるということ。
それで米国の景気によって
米国自体の運営が難しくなるのではないか
との趣旨が述べられていたと思うのです。
番組では財務危機との表現を使っていましたが・・
ともあれ、凡人の僕には
「なるほど」「そうか」
・・と。
それであれば
米国はあまり多くの国々と一度に難しい関係を
作らない方がよい!
と、うなづくばかり。
しかしながら
基軸通貨がドルから人民元に移行するだろう!
との見立ては薄い様子。
その背景・・米国は
● 安定した人口と豊富な資源を持つ
● 先端技術で先行する
・・中国は
● 人口が多く、高齢化が急速に進む
● 輸出に強く依存している
そのため、経済的な対立が起きた際
中国は弱いとの見立てを行っていました。
要は、ドルは今後も基軸通貨であろう!
ということでしょう。
再び「なるほど」へ、気持ちが強く向かうのです。
「ね!」
興味深いと思われませんか。
とにかく、凡人の僕には目からウロコの話。
思っていた以上に、この番組、個人的には
「いいなあ」
と付言して終えることにします。
ということで
今回も経済ウンタラカンタラと何気に
メモってみました。
なお
これからも、いろいろと経済全般に関し
接点を求めて行きますので
『経済ウンタラカンタラ』
よろしければ、お寄りください。
それではお付き合いいただき
ありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
かつて
日々の国内はじめ世界のできごとを
レジュメ形式でまとめていたことから
柔らかいバージョンとして作成したものが
『経済ウンタラカンタラ』
何かを調べる時の契機になるかもしれません。
また
派生で仮想通貨にも触れています。
基本、勢いだけ強し!ですが
お越しいただいた方に、何か残すことができれば
と、ブログの向上・管理にあたっています。
よろしくお願いします。