ノッチャン です。

早速、今回の経済ウンタラカンタラは

6月14日を主体に振り返ってみます。

(時間の経過に合わせ追記します。)


目 次
1 今日のアトランダムなまとめ
2 日経平均株価
3 米国長期債相場
4 ダウ
5 外国為替
6 原油価格

今日のアトランダムなまとめ

基本、先はわからない!ですよね。

と、思いつつも、今吹く風の一つはこれでしょう。

日本のタンカー、ホルムズで攻撃を受ける!安倍首相のイラン訪問時・・

そして、いつものとおり、アトランダムに

朝から目に入れたものを並べてみましょう。


ホルムズで攻撃を受ける!

日本のタンカー

ホルムズで攻撃を受ける!


対象は・・

東京都内の海運会社「国華産業」がかかわる

タンカーとのこと。

【砲弾による攻撃】
13日06:45(日本時間11:45)ころ
船名:KOKUKA COURAGEOUS
(パナマ船籍 19,349トン)
ホルムズ海峡
イランとUAE間のフジャイラ沖
乗組員は総員離艦・・漂流中
※ 共同(13日)ほか

とにかくも、これは

安倍首相のイラン訪問時に起きたのです。


まさか、イランが日本を米国追従の国と見なし

この際とばかりに日本への攻撃を行ったのか?

それは信じ難いものの「まったくない」とも

言えない様子。

仮に、安倍首相が米国の言い分を伝えるだけであったならば、イランは会談自体が、何ら利益を生まないと見なしたかもしれません。
※ これは僕の単なる憶測ですけど。

ただ、仮定の仮定の話とはいえ

単なる対米追従の国との見なしを受ければ

「やっちまえ!」との流れが生じても

おかしくはないと思うのです。


イランはイエメンとか

サウジアラビアを攻撃する相手への支援話も

あるわけで、攻撃的な側面も強く持つ

と思うのです。


そんな憶測で頭がいっぱいになるさなか

今日の報道の中に明確にイランが行った

と見なす国が登場!

米国です。

13日、ポンペオ米国務長官は記者会見で「イランに責任がある」とし、「使用された武器、実行に必要な専門知識」など情報当局の分析に基づいてイラン関与の判断を明らかにしているのです。
※ 産経(14日)

一方、違う見方を集めると

イスラム教には様々な宗派、考え方がある

と言われるため


日本のことを敵視すると同時に

イランの現政権の対応を快く思わない

独立した集団によるものとの見なしも・・。

イラン革命防衛隊の元司令官「安倍首相のイラン訪問を反イラン宣伝に利用する狙いで行われたもので、タンカー攻撃はテロ組織が関与」
※ 産経(13日)

そこで、肝要と思われることは

今回の攻撃を日本がどう受け取め

どのように対処するか?

という点でしょう。


基本、ホルムズ海峡でのタンカー攻撃に関し

毅然たる対処を行う姿勢は必要であり


具体的にはペルシア湾内、ホルムズ海峡で

往来する日本船舶の護衛などが必要かと


行わなければ

日本への信頼度に影響する!

とも考えるのです。


とにかくも

今日明日、急に原油などの不足によって

危急存亡に立たされることはない

(戦略的石油備蓄と呼ばれるものがありますよね。)

と思いますが


経済的に影響(原油価格上昇)を与える

との見なしは広がるでしょう。


安倍首相のイラン訪問は成功か?

12日、安倍首相、イランへ(12日-14日)

〇 会談
12日午後(日本時間) ロウハニ師
13日午後(日本時間) ハメネイ師
(河野太郎外相、同席)
※ ハメネイ師が外国要人と会談を行うことは極めて稀有ともあります。ロウハニ師は大統領。

※  産経、ブルームバーグ(12日)ほか 


基本、米国とイランの不和仲裁

武力衝突回避へ)

2015年の核合意の継続を求める!

・・の2点を背負った


安倍首相のイラン訪問と捉えています。


ただ、会談結果はイランが頭を下げて

米国との対話を求めると言ったものではなく

イランが米国に思う不満を聞いてきたものにしか

映りませんが、どうでしょう。


確かに、ロウハニ大統領から

「米国との戦争を望んでいない」

ハメネイ師からも「核兵器の製造はしない」

※ 産経、時事、ロイター(13日)


との言質を得たことは一応の成果と思われますが

ただ、言葉の保証はないのです。


また、それを明らかにするためのイランの動き

米国に向けて対話を求める・・

何かをするとの話は見られません。


そのため安倍首相のイラン訪問は成功かどうか

判然としないでしょう。


少なくとも、昨日、今日の報道を見る限り・・。


トランプ大統領、ツイッター投稿

この時期に安倍首相の梯子を外すような投稿は

トランプ大統領、イカンでしょう。

安倍首相がハメネイと話をしにイランまで行ってくれたことに感謝している。だが、個人的な想いとして、話し合いの場を設けることはあまりにも早すぎると感じている。イランは準備ができていない、また米国も同じか。

これは、ね!

安倍首相に要請した背景があるのであれば

「トランプ大統領、あんまりだよ」

との響きを持つ言葉でしょう。


一国二制度は失敗か

香港政庁が進めたい・・

『中国本土への容疑者引き渡し』が可能となる『逃亡犯条例』改正案の審議

※ 産経、日経(23、24日)


これって、香港政庁が強行するか、断念するか

二つに一つでしょうけど。


とはいえ

このような条例案の改正が進んできた背景には

十分、香港政庁に中国北京政府の考えが

浸透している証左と考えられるわけで

香港政庁が断念することは考えにくいでしょう。


しかし

『100万人デモ』が生じる

『逃亡犯条例』改正案への反発が表す

未来予測はこのようなものと思われ

〇 『一国二制度』崩壊
〇 中国本土との同化推進

いまや香港は支配者と住民の二つに分かれた

と言えるのではないでしょうか。


そして

中国自体、自ら『一国二制度』は失敗!

と見なしたかに映ってきますが、どうでしょう。


さらに、言葉を加えれば

『逃亡犯条例』改正案を押し通す姿勢を

香港政庁(中国政府)が堅持するのであれば


世界的な経済、金融の主要都市の一つ

と見なせる香港の立場の堅持が難しくなる

と思うばかり。


その理由として

香港に住む富裕層は香港を離れますよね。

おそらく・・


続いて、香港を訪れる外国人は減少するでしょう。

これはなぜなら・・

『中国本土への容疑者引き渡し』が可能となる

・・は、対象が香港住民のみならず、

香港に住む外国人も同様に対象と考えられ


中国政府の意にそわない人物は何かと

拘束、中国本土への移送のおそれアリ

と思うのです。

(現実、中国本土での拘束者はいるでしょう。)


結果、街が衰退へ?


ともあれ

米国、EU、英国、台湾も

『逃亡犯条例』改正案に賛同しないか


あるいは、香港の人々の行動を支持する旨を

明らかにしているので


仮に、香港政庁が突っ走れば

それほどよき展開は待ち受けないと思いますが

いかがでしょう。

日経平均株価

◆ 14日

はじまりは反発

始値は17円41銭上げ、21,049円41銭から。

米国の株式市場の株価上昇の影響・・


その後も上昇は続き

前場終値反発

55円10銭上げて、21,087円10銭。

数値:日経、昼サテほか


後場も上昇、終値、反発

21,116円89銭
前日比84円89銭の上げ幅

数値:日経ほか

米国長期債相場

13日は続伸、(価格は高く)へ。

● 『表面利率2.375%』10年国債
2.09%・・前日比 0.03% 低い!
※ 数値:日経ほか

FRBが利下げに・・観測高まるか

ダウ

13日ダウ 26,106.77ドル +101.94ドル
※ 反発(終値)

石油株が人気・・買われた・・

FRBの利下げ・・観測高まる・・


こちらも上昇へ

〇 ナスダック 7837.13 +44.41 
〇 S&P500   2891.64 +11.80
※ https://nikkei225jp.com/から

続いて、こちらも上昇。

SOX指数 1392.94 +7.99

※ 数値:https://nikkeiyosoku.com/

外国為替

海外(米国)

13日NY外国為替
● ドル円
108円35-45銭
● 前日比
0.10円の円高・ドル安

米国、長期金利の低下に合わせた・・


続くは、東京、14日現在

14日東京外国為替(08:30)
● ドル円
108円35-36銭あたり(続落)
● 前日比
0.01円の円安・ドル高
14日東京外国為替(17:00)
● ドル円
108円20-21銭あたり(反発)
● 前日比
0.14円の円高・ドル安

ホルムズ海峡の影響ありや・・

個人感としては不思議・・


数値:日経ほか

原油価格

13日NY原油先物 反発

1バレル=55ドルを切る!
WTI 52.28ドル
前日比 +1.14ドル
対象 7月先物
※ 数値:日経ほか

於:マーカンタイル取引所


ホルムズ海峡のタンカー攻撃、影響出た様子。


ということで

今回も経済ウンタラカンタラと何気に

メモってみました。

安倍首相、イランでロウハニ大統領、ハメネイ師と会談 ! 経済ウンタラカンタラ(令和元年6月13日)




なお

これからも、いろいろと経済全般に関し

接点を求めて行きますので

『経済ウンタラカンタラ』

よろしければ、お寄りください。


それではお付き合いいただき

ありがとうございました。


失礼します。





【あとがき】

かつて

日々の国内はじめ世界のできごとを

レジュメ形式でまとめていたことから


柔らかいバージョンとして作成したものが

『経済ウンタラカンタラ』


何かを調べる時の契機になるかもしれません。


また

派生で仮想通貨にも触れています。


基本、勢いだけ強し!ですが

お越しいただいた方に、何か残すことができれば

と、ブログの向上・管理にあたっています。

よろしくお願いします。