ノッチャン です。
今回は以前取り上げた
スケーラビリティとかかわる
セグウィットを取り上げ
お話してみます。
はじめに、セグウィットは
ビットコインがブロックサイズを変えずに
ビットコインキャッシュと袂を分かった!
「一つの背景と見なしてもよいかな」
と思われるもの。
※ segwit:segregated witness
まずは
「セグウィットは何か」
・・の前に
この考えが生まれた背景から触れてみますと
これはトランザクション(取引)の増大によって
その遅延、停滞、また送金手数料の増加を
防ぐための対処法として生まれたもの。
・・なんですね。
そこで
賢い人たちが集まって考えられた内容が
トランザクション(取引)あたりのデータ量を
少なくして
「トランザクションの回転を上げようではないか」
ということ。
もう少しかみ砕くと
ブロックチェーンに収納していた
データの一部を別に移し
「単位あたりの必要なデータ量を削減したい」
と進めて
これによって、さらに多くの対象を
「ブロック上で取り扱えるようにする」
・・ということ。
たとえば、ビットコインであれば
1MBのブロックサイズの入れものは変えずに
そこに入れるデータの対象を変えることで
ブロックサイズの利用幅を1MBよりも
広めに活用する要領と見なせるでしょう。
この場合、除外の対象となるデータは
『電子署名』となっています。
整理すると、ブロック上で扱うデータのうち
電子署名分のデータは
ブロックチェーン上のブロックで扱わず
別の箇所で保管できる規定・規約に変更へ!
その結果、従前より多くのデータを収納可能
トランザクションの処理速度
スケ-ラビリティを上げる要領と言えるでしょう。
ですが、一方、これでは
ある一定期間、ある一定量までの
トランザクションの増大であれば
対応が可能であっても
根本的なスケーラビリティの解決にはならない!
と見なす人々がいたため
彼らによって、ビットコインの場合は
その後、ハードフォークへ進み
根本的にブロックサイズの大きさを変えた
ビットコインキャッシュの誕生につながります。
これはよく耳に入る話でしょう。
BCH | BTC |
---|---|
32MBサイズ | 1MBサイズ |
※ BCHはしばらくは8MB、その後32MBへ。
ですから、セグウィットは
万能なトランザクション増大対処法ではなく
一時的対処法との見なしが適切かもしれません。
ほかにも良点はありますが
投機目的ではなくトランザクションの媒体として
扱うためには・・
将来、先のこととして、仮想通貨が
多くの人々の身近に感じるものになれば
新たな対応を求められるのではないでしょうか。
・・と、何気に想像の域を膨らまして見ております。
ということで、セグウィットについて
話をさせていただきました。
これからも、いろいろと仮想通貨への接点を
求めて行きますので
『仮想通貨、ちょっとメモ』
よろしければ、お寄りください。
それではお付き合いいただき
ありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
かつて
日々の国内はじめ世界のできごとを
レジュメ形式でまとめていたことから
柔らかいバージョンとして作成したものが
『経済ウンタラカンタラ』
何かを調べる時の契機になるかもしれません。
また
派生で仮想通貨にも触れています。
基本、勢いだけ強し!ですが
お越しいただいた方に、何か残すことができれば
と、ブログの向上・管理にあたっています。
よろしくお願いします。