ノッチャン です。

早速、今回の経済ウンタラカンタラは

5月31日を主体に振り返ってみます。


(今日は遅くなったので短めですが

当該日分で新たにキャプチャーしたものは

更新として加えて行きます。)


目 次
1 今日のアトランダムなまとめ
2 日経平均株価
3 米国長期債相場
4 ダウ
5 外国為替
6 原油価格

今日のアトランダムなまとめ

基本、先はわからない!ですよね。

と、思いつつ。


いつものとおり、アトランダムに

朝から目に入れたものを並べてみましょう。


関税、中国に壊滅的影響!

30日のトランプ大統領の発言です。

産経、昼サテはじめ報道の多くで

取り上げられていたもの。


中国に向けた制裁関税が

「中国に壊滅的な影響を与えている」

として、関税の効果を誇示へ。


続いて、これもありますよ。

中国へ進出した企業が

「ベトナム、ほかのアジア諸国へ」

「さらには米国に移ってきている」

とあるのです。


中国は見限られつつある!

と言いたいのかもしれません。


さらには

『中国は米国ととても合意したがっている』

との見なしもある様子。

結果が出るまで「やってやるぜ」かも・・


となれば、米国は中国が折れるまで

今の対応を中国に対し行っていくと考えますが

いかが。


メキシコから輸入品、5%追加関税

米国は不法移民流入についてメキシコの対策不十分

と見なし、6月10日以降メキシコから米国に入る

輸入品に対し5%の関税を新たに賦課!

※ ロイター(31日)ほか

関税率はメキシコの対応次第としながらも、7月1日:10% 8月1日:15% 9月1日:20% 10月1日:25%
※ ロイター(31日)

日本の自動車会社・企業はヤキモキしますよね。

たぶん・・(他人ごとではありませんが)

メキシコに工場を持つところもありますから

影響は少なからずあるとみなされますが、いかに?!


米国石油在庫統計

結果は原油在庫減、市場予想を下回る!

需要が大きくないということでしょう。


U.S. Energy Information Administration

※ https://www.eia.gov/(30日)ほか


中国PMI

中国 製造業購買担当者景気指数(PMI)

結果:49.4
予想:49.9
前回:50.1

※ https://info.finance.yahoo.co.jp/

予想より低い値、50以下でした。

あまりよくないと見なせそうです。

日経平均株価

◆ 31日

はじまりは続落

始値は157円32銭下げ、20,785円21銭から。


米中の対立に加え、米国のメキシコへの関税賦課も

効いているのでしょう。


ほかに、中国のPMIもよくなかった!

これもありますからね。


で、その後も下げ幅を広げ、前日と比較し

前場終値続落

161円77銭下げて、20,780円76銭。


後場はさらに下げ幅拡大へ、結果は終値、続落

20,601円19銭
前日比341円34銭の下げ幅

ずいぶんと下がってしまいました。

何か、トランプ大統領に振り回されている!

そんな感じもしてきます。


数値:日経ほか

米国長期債相場



30日分、米国債(価格上昇)

横ばいから価格上昇へ・・

● 『表面利率2.375%』10年国債
2.21%・・前日比 -0.05% 低い!

米中対立の影響・・大でしょう。


数値:日経ほか

ダウ

30日ダウ 25169.88ドル +43.47ドル
※ 反発(終値)

こちらも上がりへ。

〇 ナスダック 7567.71 +20.41 
〇 S&P500   2788.86 +5.84

ほかにこちらも上昇しています。

SOX指数(30日)1315.29 +9.72

※ 数値:日経ほか


ともかくも

米中貿易、いや国家間の対立の影響で

翻弄される感じ。


これもありますし・・

トランプ大統領の発言「中国に壊滅的効果」

・・制裁関税ですね。


さらに中国側から、レアアース輸出の制限と

6月1日以降発動となる中国向け米国製品へ

最大25%の関税賦課もあるわけで


これは摩擦を超えた対立、戦争でしょう。

(『戦争』表現は中国が言っていましたね。)


そのためか、下げは止まっても

上がりも大きくはならない様子。

外国為替

海外(米国)

昨日よりも、米国の長期金利が低くなっている!

このためか、株価が上がったにもかかわらず

円安への振れは小さかった様子。

30日NY外国為替
● ドル円
109円60-70銭(続落)
● 前日比
0.05円の円安ドル高

続いて、東京を拾ってみます。


米中の対立激化に加えて

メキシコから米国へ入る製品には

5%の新たな関税賦課で、先を要注意!

と見たのか、円高ドル安へ。

30日東京外国為替(17:00)
● ドル円
108円78-79銭(反発)
● 前日比
0.96円の円高ドル安

今日も、結果を見るのみ。

数値:日経ほか

原油価格



30日NY原油先物 続落

1バレル=60ドルを切る!
WTI 56.59ドル
前日比 -2.22ドル
対象 7月先物
※ 数値:日経ほか

於:マーカンタイル取引所


いくつかの報道を目に入れると

昨日同様、需要の減少を報じるもの多し!


原油在庫減、市場予想を下回ったことが

大きいかと。

※ EIA週間在庫統計から


ということで

今回も経済ウンタラカンタラと何気に

メモってみました。

「レアアース、国内で作る」か、米国の意志を見る! 経済ウンタラカンタラ(令和元年5月30日)




なお

これからも、いろいろと経済全般に関し

接点を求めて行きますので

『経済ウンタラカンタラ』

よろしければ、お寄りください。


それではお付き合いいただき

ありがとうございました。


失礼します。





【あとがき】

かつて

日々の国内はじめ世界のできごとを

レジュメ形式でまとめていたことから


柔らかいバージョンとして作成したものが

『経済ウンタラカンタラ』


何かを調べる時の契機になるかもしれません。


また

派生で仮想通貨にも触れています。


基本、勢いだけ強し!ですが

お越しいただいた方に、何か残すことができれば

と、ブログの向上・管理にあたっています。

よろしくお願いします。