ノッチャン です。


今回のネット迷走談はこちら。

ちょっと以前の話。


そして、基本、僕が対処した時のもの。


そのまんまタイトルどおり

PHP「チョイ問題あり」から『PHP Compatibility Checker』を使う!

という話。

これはある機会で

「PHP7.2に替えた方がよいのかどうか」

と聞かれたことから・・


「それならば」

・・と、実行に移す前に現在手持ちのサイトが


「それに適合できるかどうか、確認してみよう!」

とサジェスチョンへ。


そこで、こういう場合にとても使い勝手がよい!

プラグインの紹介をしたいと思うのです。


では、はじめてみます。

項 目
1 背景
2 互換性確認チェックのプラグイン
3 プラグインのインストール話
4 プラグイン(確認チェック)の実行
5 確認チェック終了後の対応 

背 景

それで、なぜ

PHP7.2に替えた方がよいかどうかの話が

起きたのか・・です。


その背景はワードプレスをバージョン5.1へ

更新したところ


『PHPに問題あり』を表した説明が

ダッシュボードに登場したから・・なのです。


この状況を現物で目に入れた時

「ははあ」と察するとともに

かなりPHPが「古いんだな」と思いつつ

※ 実際、バージョン5.3でした。


ともかく

すべきことは、つまり処置は・・ですね。


現在すでに導入・有効化しているプラグイン

を一つずつ、次いで、テーマを

上位のPHPに適合するかどうか

それを、確認チェックすることから


つまり

互換性をチェックすることにしました。

互換性確認チェックのプラグイン

で、ようやく、登場です。

そのためのプラグインは

PHP Compatibility Checker


これは基本的にPHPバージョンごとに

PHPを替えても問題が発生しないかどうか!

これをチェックするものになります。


何ができるかと言えば、このとおり。

〇 PHPのバージョン単位で互換性の確認
〇 チェック確認対象は、プラグイン、テーマ
〇 ダメ表示は『警告』『エラー』
〇 表示細部(コード)で要因が明らかに
※ コードは必ずしも絶対ではない様子。

と、大きくあらましを広げたアト。

このプラグインをインストール話へ進みます。

プラグインのインストール話

プラグインの新規追加から検索で

『PHP Compatibility Checker』を入れると

こちらが登場します。

続いて、そのアトは

ほかのプラグインのインストールと同じです。


インストールしたら、『有効化』へ進みます。


『有効化』がOKであれば

ダッシュボードのツール内に図のとおり

『PHP Compatibility Checker』が

登場します。

これが目に入れば、ここからプラグインの使用が

可能となります。

プラグイン(確認チェック)の実行

目指すは『スキャンオプション』です。

ここまで来れば

「ははあ」

とうなづく方が多いでしょう。


アトは淡々と、PHPのバージョンを選択して

プラグインとテーマの使用が可能かどうか

スキャンへ進めばよいだけです。


また

このタイプのプラグインは日本語表記ですので

読んで文字の如し!

・・で、わかりやすくなっています。


プラグイン/テーマの状態に示されたとおり

インストールしているすべてのプラグインと

テーマで互換性を確認チェックするか。


あるいは、対象がプラグインであれば

『有効化』中のものだけを対象とするのか

・・と選択ができます。


たとえば、現在、PHP5.6であり

PHP7.2で変更を考慮したい際

適合可能かどうか

つまり、互換性を確認チェックしたい場合。


PHPバージョンを『PHP 7.2』とし

プラグイン/テーマの状態の二つから一つを選択

スキャンをかけます。


それで、基本、確認チェックは進みます。



確認チェック終了後の対応

僕の経験では、今回依頼、問われた件も含め

PHPの上位バージョンへ

変更スキャンをかけたアト。


すんなりと

『警告』も『エラー』もなく進んだことは

ありません。


大概

「何か、考えないといけないな!」

ということになりますが

『警告』『エラー』の元となる箇所を修正できれば、これが一番であることは言うまでもありません。が、僕の知見不足からそれは外します。



とはいえ、『警告』があったとしても

そのまま上位バージョンに移行したら

「とんでもないことが起こる!」

「ダメになる!」


たとえば、文字が出ない?

白くなるか?

と言えば、そうでもないのです。


もう少し、正確に言葉にすると

必ずしもそうなるとは限らないのです。


そんな状態になることもありますが

そうでない時もあるのです。

『エラー』無視したら、出たことがありますけど。

つまり

最上位に上げて機能発揮できなかった場合


徐々にゆっくりとPHPのバージョンを下げ

最適のバージョンを見つけて可能にする

・・ということ。


僕は過去、そのように扱ってきました。


ただし

『エラー』『警告』の数が一つ程度の場合


ですから、確認チェック後

『エラー』がズラズラと並ぶ場合は

プラグイン自身のバージョンアップを図るか


それができなければ

はずして、違うものをあてるとかしないと

先に不安を覚えることになると考えています。


絶対とは言い切れませんが

僕の経験の範疇として・・ですね。


あと『警告』に関して、もう少々言葉を持つと

いくつまでなら大丈夫とは言えませんが

経験上、二、三個なら試していました。


ただ、すべての場合において、やり直せるか


それはPHPの上位バージョンで設定したアト

「やっぱりダメか」

と、下位へ下げた場合


元のバージョンで機能が復するかどうか

それはわからないので

(大丈夫と思いますけど、絶対はないので。)


明らかに『エラー』『警告』が目立ち

※ 数が多いということ。

ネガティブな話題を持つプラグインとか


「あるバージョンに対応不可」

と示されているテーマは


PHPのバージョンアップの際

対象に加えない方が無難でしょう。


ほかに、これですね。

確認チェックを行ったら、ほとんどが『警告』

『エラー』の嵐に見舞われる場合。


かつ、サイト保有者の手に負えない時。

結論、無理は避けましょう。


対応可能な手段を持つまでは現状維持がよい

・・かと。

サイトを壊したら、泣くに泣けません。


なお

バージョンアップを行う際は

必ずサイトのデータバックアップを取ることを

お勧めします。


特にこの三つは

● plugins

● themes

● uploads

ですね。

(別の機会で触れたいと思います。)


ということで

今回はここまでとなります。


お付き合いいただき、ありがとうございました。

失礼します。






【あとがき】

かつて

日々の国内はじめ世界のできごとを

レジュメ形式でまとめていたことから


柔らかいバージョンとして作成したものが

『経済ウンタラカンタラ』


何かを調べる時の契機になるかもしれません。


また

派生で仮想通貨にも触れています。


基本、勢いだけ強し!ですが

お越しいただいた方に、何か残すことができれば

と、ブログの向上・管理にあたっています。

よろしくお願いします。