ノッチャン です。


今回は仮想通貨、ハッキング事案に関して

Zaif受難、被害を受けて痛い?

と思うことを取り上げてみます。





Zaifのツイッターによれば

17日、Zaifの取引場は襲われたようです。


総額、67億円を奪われたとのこと。

ちなみに過去の日本でのハッキング被害はこちら。

 コインチェック  約580億円
 MxGOX  約385億
 Zaif  約67億



続いて

今回の被害額の内訳項目はこのとおり。

・BTC 5966
・MONA 現在調査中
・BCH 現在調査中

かなり、痛い結果になった様子。

経営陣、役員の退き話も上がっています。


Zaifの混乱は想像に難くなく

何気に大事と思う点は、ここでしょう。


それは被害を受けてから、状況を把握するまで

結構な時間がかかっているところ。

● 14日:ハッキング被害を受ける
外部からの不正アクセスによって、ホットウォレット管理のBTC、MONA、BCHが不正に送金される事態へ。
● 17日:サーバーの異常が検知される。
● 18日:ハッキング被害そのものを確認
● 20日:被害報告として、ユーザーに情報が流れる。

また

ここで取り上げた内容はこのツイートをたどると

確認することができます。




そこで、さらに話を続けますと

まず・・

初動で、金融庁、捜査当局に届けを行い

然るべき処置対応に向かった!

と思われる点に加えて


顧客の財産を守るため

必要な資金の手立てに向かった動きは

よいのではないでしょうか。

※ 全額補償の姿勢を持っています。


とはいえ

異常検知に3日かかった!


この事実はよろしくないでしょう。

金融庁の立ち入りがあるのであれば

何らかの指摘を受ける対象にはなるかも。


そのほか、基本、顧客にはもう少し早く

現状説明にかかる情報を与えた方がよい

と思うのです。


大騒ぎを避けたい思いはあったのかもしれませんが

ちょっと、残念な気はします。


さらに、今年になってから生じた

仮想通貨の事件・事案を含めて考えると


取引所の体制の不備、セキュリティの組織が脆弱

あるいは、それにかかわる要員の数と技量面に

欠落したものがあるのかもしれません。


これらに関しては、金融庁が指摘したり

あるいは

新たな経営陣(株を取得する見込み)が

補完の対応に努めるのかもしれません・・が


当然のことながら、改善が進まない限り

仮想通貨に向けた

利用者拡大を図る障害とはなるのでしょう。


早い話、不備の是正が急がれるということ。


そして

日本の仮想通貨社会全般に

結構、強い影響を与えるかもしれない

とも思いますが、どうでしょう。

※ コインチェックの次に起きたハッキング


引き続きウオッチへ。


今回はここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

失礼します。






【あとがき】

かつて

日々の国内はじめ世界のできごとを

レジュメ形式でまとめていたことから


柔らかいバージョンとして作成したものが

『経済ウンタラカンタラ』


何かを調べる時の契機になるかもしれません。


また

派生で仮想通貨にも触れています。


基本、勢いだけ強し!ですが

お越しいただいた方に、何か残すことができれば

と、ブログの向上・管理にあたっています。

よろしくお願いします。