ノッチャン です。


最近は、仮想通貨に触れて以来

いろいろと耳に入ることが多いのです。


そこで

今回は仮想通貨の発展段階の位置が

『キャズム』なのか、どうかに関して

少々、思うところを語ってみたいと思います。


実は、時折、仮想通貨の今後の予測で

これが耳に入るのです。


「今、キャズム?」

あるいは

「アーリーアダプター?」


いずれを耳に入れても

この声を発した方々が

関心を持っていることはわかります。


それは、今から仮想通貨を手に入れても

「儲かるかなあ?」

その意味合いを持っていることを含めて


仮想通貨の将来を占うために・・です。


そこで、今回はこの用語とともに

耳に入る範囲ではありますが

仮想通貨の現状、現在の位置を自己流、無手勝流で

推し量ってみましょう。


項 目
1 仮想通貨、イノベーター理論、発展段階?
2 仮想通貨、今、『キャズム』なの?
3 まとめ

仮想通貨、イノベーター理論、発展段階?

はじめに、冒頭で触れたキャズム

あるいは、アーリーアダプターの用語は

イノベーター理論として、耳に入れることが

多いと思います。

※ innovator


端的には

イノベーションの受け入れ度合い

つまり、革新的な技術開発の普及に関し

● 世の中が受け止めている状況

● リアクションの姿を表す区分段階

ですね。


また

その時の中核的な存在にあたる人たちを指す

とも言えるでしょう。


具体的に表すと、次の5段階区分。


イノベーター



(Innovators)

冒険心いっぱい

新しいものを進んで採用する人


アーリーアダプター



(Early Adopters)

流行に敏感かつ情報収集を積極的に行い

判断ができる人、他者への影響力が大きい人


アーリーマジョリティ



(Early Majority)

何かと慎重的な人

ただし、平均的な位置より早めに新規を取り込む人

ブリッジピープルと呼ばれることもあります。

※ 懸け橋に当たる感じなんでしょう。


レイトマジョリティ



(Late Majority)

慎重すぎると言える人

大多数が動いている状況を目に入れてから

同じ動きを示す人


ラガード



(Laggards)

あまり変化を好まない人

世間の変化に関心が乏しく、動きが鈍い!

かなり、技術革新が一般化しないと

飛びつくことはしない人


ということで

大きくひとつかみで中身・内容に触れると

以上のとおり・・ですね。





そこで、話を戻して

キャズム(Chasm) です。

これはキャズム理論とも呼ばれるもの。


基本、革新技術の広がり、その流れは

アーリーアダプターからはじまり

アーリーマジョリティの段階に入って

大きな市場作りへつながると言われます。


しかしながら、現実、アーリーアダプターから

アーリーマジョリティへの進展は

かなり困難との見立てもあるのです。

アーリーマジョリティの域に達するのは並大抵のことではない!

・・ということ。


そこで、その隔て

・・完全なるアーリーマジョリティの前段階を

あえて、キャズム(隙間、ひび、溝)と呼び


アーリーアダプターのみならず

仮にアーリーマジョリティと見なす存在にも

キャズムの期間を小さくするため

押しの何らかのアプローチが必要!

と語る方もいるのです。


そのため、キャズムは拡大、安定に向かう試練の期間

と言えるかもしれません。




仮想通貨、今、『キャズマ』なの?

それでは、先ほど

イノベーター理論とキャズマのあらましを

僭越ながら語ってみましたが


それから

冒頭の「今、キャズム?」の声に対し

なぜ、僕が反応したのか

わかっていただけたでしょう。

(ちょっと前まで、逡巡ためらいを覚えもしたのです。)


ですが

今、あらためて仮想通貨に顔を向きなし

「今、『キャズマ』なの?」

・・と僕自身が自問してみても


残念ながら、断定できる言葉は持ちません。


ただ

そのような見なしの声を耳に入れるほど

仮想通貨の熱の高まりは加速している!

と思われますし・・たぶん


また、加熱は続くと見なしてよいのでしょう。

加熱状態を持つ対象は、仮想通貨の利用・活用にあたって、調べ、研究をしている方々・・です。(と思っています。)利益はアトから付いてくるかも。
(投機目的のみの方は引いているかもしれません。)

ただ、現状では、1月のコインチェックさんの件

また、現在、程度はともかくも話題に上がる

金融庁の検査、業務改善命令があります。


と続けば

安心感は得られない・・ですよね。


同時に、安心が得られなければ

その元の部分にある、安全面、次いで利便性にも

「ちょっと、待った」的なものが

出てくることも考えられます。


ですから、その部分がクリア、落ち着けば

より多くの方々がポジティブに認識する・・かな

と思うのです。


そして、その時になれば、キャズムを離れて

アーリーマジョリティになると捉えますが

いかがでしょう。


そのため、今はキャズム

あるいは、アーリーアダプター後期と思うのです。

(感覚的に捉えていますから、断定はしません。)




まとめ

ここまで仮想通貨の現時点での立ち位置を

イノベーター理論とキャズムを絡めながら

僕が捉える範囲で表してみました。


蛇足ながら、さらに言葉を紡ぐと

キャズムのたとえで、アゲハチョウとかけてみます。


その心は幼虫がさなぎへ、さなぎが羽化への間

と言えないか・・。


つまり、さなぎの期間をキャズムと見なしたい。

ということ。


そして

羽化後をアーリーマジョリティと見立てれば

それを迎えるための体づくりの時間・・

と言えそうです。


ですから

僭越ながら、仮想通貨に対し

今がチャンスとも捉えているのです。


安い時が買いのチャンスという視点です・・けど。

(月並みな言葉で申し訳ないです。)


ほかに、海外情報では富裕層の購入意思が高い

と・・もあります。


どこで、飛び出そうか・・

今は、そんな感じで、模様眺めなんです。

ボラティリティがメチャ激しいので、短期で利確を目指す方々は避けた方がよいでしょう。でも長い期間で保有できる方、仮想通貨のしくみ、技術に関心をお持ちの方は保有していると、仮想通貨の動向を追いかけるモチベーションが上がると思いますよ。小さく試し保有するだけで、この世界が違って見えてくるかもしれません。

それではここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。


なお、『仮想通貨、ちょっとメモ』は

日頃、目に入るできごとを中心に取り上げていく

つもりです。


よろしければ、また、お寄りください。


失礼します。






【あとがき】

かつて

日々の国内はじめ世界のできごとを

レジュメ形式でまとめていたことから


柔らかいバージョンとして作成したものが

『経済ウンタラカンタラ』


何かを調べる時の契機になるかもしれません。


また

派生で仮想通貨にも触れています。


基本、勢いだけ強し!ですが

お越しいただいた方に、何か残すことができれば

と、ブログの向上・管理にあたっています。

よろしくお願いします。