ノッチャン です。

早速、今回の経済ウンタラカンタラは

6月10を主体に振り返ってみます。

(時間の経過に合わせ追記します。)


目 次
1 今日のアトランダムなまとめ
2 日経平均株価
3 米国長期債相場
4 ダウ
5 外国為替
6 原油価格

今日のアトランダムなまとめ

基本、先はわからない!ですよね。

と、思いつつも、今吹く風の一つはこれでしょう。

安倍首相、イラン訪問へ!

そして、いつものとおり、アトランダムに

朝から目に入れたものを並べてみましょう。


安倍首相、イラン訪問へ!

12日、安倍首相、イラン訪問の予定


先のトランプ大統領の訪日時に依頼を受けた

とされるものであり

基本的に、核合意の順守と地域安定のため

(12日-14日の間、河野外相同行)


福田赳夫氏以来、41年ぶり

※ ZAKZAK(10日)


ただ、イラン外務省は

安倍首相に向けたものではないものの

米国の姿勢に懐疑的な様子。

※ イランは石油の禁輸制裁解除を求むか


ともあれ、イランも日本にとって大事な国

原油というエネルギーを発する産地ゆえ


トランプ大統領に要請された点もありますが

日本のため、米国とイランを穏やかにしたい

安倍首相の思いもあるでしょう。


日本の経済繁栄にはイランとのかかわりは

不可欠にも映りますから。


一国二制度は無視か

香港で大規模デモ発生


9日、香港の民主派団体がデモを行った様子。

背景は中国本土への容疑者引き渡しを可とする

「逃亡犯条例」改正案が登場したこと。


これに反対する人々が「希望」を象徴する

白い服を着て「改正案を撤回しろ」と叫びつつ

市街地経由、立法会(議会)に向けて

デモを行ったというもの。


そもそも、香港は『一国二制度』で中国本土とは

やや異なる行政形態を持つところ。


今、焦点となるものはココ

中国本土との間に犯罪人引き渡しに関する協定がない

・・のです。


ところが、今回の改正案によって

中国共産党批判者の大陸移送に利用される・・


これに懸念を覚えた人々が

危機感を持って香港政府に対し起こした様子。

※ 産経、昼サテ(10日)


でも、中国共産党、北京政府は苦々しく

見ているでしょう。


同時に米国も考えるものがあるでしょう。


中国が何らかの強圧的な手法に訴えた場合

新たな動きがあるかも・・


それゆえ

経済的にも何か影響が生じるのではないか

と考えさせるできごと・・です。

と、軟らかめに表現しましたが、これって結構危機的状況と思うのですよ。もし、香港政府が改正案を条例化すれば、事実上の『一国二制度』は崩壊でしょう。なぜなら、香港の制度を大陸風に変えていくことに反対すれば、大陸へ移送・投獄となりかねないわけですし。そうなると海を挟んでみている台湾は「次は俺の番か、まずい」となり、急速に独立の動きを強めるかもしれません。そうなった時、中国がどう動くかです。武力統一を「一つの中国」を御旗にして台湾へ押し寄せるのか。・・と、ですから、怖い兆しに映るのです。ちなみに台湾が中国共産党に併呑されたら、日本は北(ロシア、韓国、北朝鮮)と南(中国)からの挟み撃ちになるでしょう。
※ 西太平洋の地図を開くとうなづけます。



消費税率10%は予定どおりか?

政府自民党は衆参同日選挙は行わない!

参院選挙だけで十分勝利できるとの見通し!

・・の様子。


となると

選挙戦時、消費税率には触れない動きを

持つのでしょう。


税率10%引き上げは、もう、変わらずかも

・・しれません。


今、現在あわただしく見える米中の貿易はじめ

ファーウェイを挟んだ対立関係に加えて

米国とイランの関係を考慮すれば


世界景気へもたらす影響によいものはない

と思うのです。

大いに気になります。


英国保守党党首選

10日、英国保守党 党首立候補者受付締め切り

13日、英国保守党 党首選第1回


日米貿易協議

13日、日米貿易協議 閣僚級

日経平均株価

◆ 10日

はじまりは続伸

始値は210円69銭上げ、21,095円40銭から。


米国の株式市場の結果を好感!

メキシコへの追加関税延期も・・でしょう。


その後も上昇へ

前場終値続伸

226円67銭上げて、21,111円38銭。

自動車株、高し!(日経、昼サテ)


後場も上昇、終値、続伸

21,134円42銭
前日比249円71銭の上げ幅

数値:日経、昼サテほか

米国長期債相場

【再掲】

7日は続伸、上昇(価格が高く)へ。

● 『表面利率2.375%』10年国債
2.08%・・前日比 0.03% 低い!

労働省発表、5月の雇用統計が効いた!

金利下げへの期待が高まると・・

買い得感も生じたのでしょう。


数値:日経ほか

ダウ

【再掲】

7日ダウ 25,983.94ドル +263.28ドル
※ 続伸(終値)・・5日継続

労働省の雇用統計の数値はよくないけど

その風がFRBへの利下げ期待と化した様子。

結果、ダウは上昇・・


また

この結果、トランプ大統領は絶賛です。




こちらも上昇へ

〇 ナスダック 7742.10 +126.55 
〇 S&P500   2873.34 +29.85
※ https://nikkei225jp.com/から

続いて、これも上昇していました。

SOX指数 1378.81 +15.68


※ 数値:日経ほか

外国為替

海外(米国)

【再掲】
7日NY外国為替
● ドル円
108円15-25銭(続伸)
● 前日比
0.20円の円高ドル安

労働省の雇用統計の数値から

FRBに向けて金利下げ観測が高まる中

米国の株式市場は上昇、続伸へ。


ただし、メキシコへの追加関税の件もあって

景気減速感の払拭はできないかと

その結果の『やや円高傾向』の様子。


続いて、東京は10日現在、こちら。

10日東京外国為替(08:30)
● ドル円
108円44-45銭あたり
● 前日比
0.02円の円高・ドル安

横ばいに近い反発・・

米国の株式市場の結果(7日)

メキシコへの追加関税見送りから


「やっぱり、円安かあ!」

との動きと、FRBの利下げ見立てが交錯・・

でしょう。

あまり、上りも下がりもしない状況の様子。

10日東京外国為替(17:00)
● ドル円
108円66-67銭あたり(続落)
● 前日比
0.20円の円安・ドル高

数値:日経ほか

原油価格

【再掲】

7日NY原油先物 続伸

1バレル=55ドルを切る!
WTI 53.99ドル
前日比 +1.40ドル
対象 7月先物
※ 数値:日経ほか

於:マーカンタイル取引所


OPECの減産、協調して継続との話題もあり

需要の高まりを考慮しての動きか・・


ということで

今回も経済ウンタラカンタラと何気に

メモってみました。

トランプ大統領、追加関税見送り、メキシコの不法移民などへの対策を評価か!(令和元年6月8日)



米国、雇用統計・・金利下げに傾くかどうか? 経済ウンタラカンタラ(令和元年6月7日)




なお

これからも、いろいろと経済全般に関し

接点を求めて行きますので

『経済ウンタラカンタラ』

よろしければ、お寄りください。


それではお付き合いいただき

ありがとうございました。


失礼します。





【あとがき】

かつて

日々の国内はじめ世界のできごとを

レジュメ形式でまとめていたことから


柔らかいバージョンとして作成したものが

『経済ウンタラカンタラ』


何かを調べる時の契機になるかもしれません。


また

派生で仮想通貨にも触れています。


基本、勢いだけ強し!ですが

お越しいただいた方に、何か残すことができれば

と、ブログの向上・管理にあたっています。

よろしくお願いします。