ノッチャン です。


早速、今回の経済ウンタラカンタラは

10月9日を中心に振り返ってみます。

(ザクッと気になるところだけ・・メモ)


目 次
1 今日のできごとメモ
 ● ポンペオ国務長官、対中米国ビザ制限へ
 ● ビザ発給制限で米中貿易協議は彷徨う?
 ● 英国合意なき離脱への動き
 ● 人民元の基準値
 ● ウォン安!
2 米国発、日々の経済指標 
 ● 米国長期債相場
 ● ダウ
 ● 外国為替(ニューヨーク)
 ● 原油価格
3 日本発、日々の経済指標
 ● 日経平均株価
 ● 外国為替(東京)

今日のできごとメモ

基本、先はわからない!ですよね。

と、思いつつ、今吹く風の一つを取り上げると

これでしょう。

米中貿易協議は進展どころか乱気流を彷徨うか?

そして、いつものとおり、アトランダムに

朝から目に入れたものを並べてみましょう。


ポンペオ国務長官、対中米国ビザ制限へ

ポンペオ国務長官・・(8日)

対中米国ビザ制限へ

ウイグル自治区のイスラム教徒ウイグル人への弾圧について、中国政府関係者(共産党員)の米国入国ビザを制限する考えを明らかに。

ほかに商務省が禁輸措置を取るとした

中国の監視カメラ取り扱い企業、ハイクビジョン

中国自治区の公安を含む28社機関も該当する

とのこと。

※ 産経、時事ほか(9日)WSJ(8日)


ビザ発給制限で米中貿易協議は彷徨う?

米中貿易(通商)協議(10-11日)は

まもなく再開と言われつつも

これは逆風になるでしょう。


もしかすると

今回の米中貿易協議の進展はないというか

今後もダメかもしれません。


どうやら

米国は政治を強く経済に持ち込んだようです。


中国のウイグル人への弾圧にかかわりを持つ

とされる監視カメラで有名なハイクビジョンほか

中国の会社企業、同国政府関係者に対する

ビザ発給制限を行う!

とした米国の発表があったことに加え


中国も「チクショウ、それなら俺も」と対抗姿勢を

示したので、米中対立がさらに深まることは

避けられそうもない様子。


中国関連企業は先が暗しと見られるは必定かと

「ウワーッ」てなものでしょう。


英国の合意なき離脱への動き

《再掲》

今、目に入るものではこのとおり

● 9月3日 英国議会開会

● 9月4日 離脱期限の延期義務付け法案可決

● 9月4日 議会解散動議は否決へ

(ジョンソン首相は英国議会解散できず!)


● 9月7日 ラッド雇用・年金相、辞任

● 9月10日 議会解散再動議か?

これは不発、再び通らず否決へ

英国のEU離脱期限を来年1月末に延期する法案がエリザベス女王の裁可を得て成立(9日)

● 9月16日 ジョンソン首相とユンケル委員長

ルクセンブルクでEU離脱に関する会談実施


● 9月24日 英国最高裁判所 判断を下す

EU離脱期限直前までの議会閉会は違法!

(ジョンソン首相の決定は違法ということ。)

ジョンソン首相、異議アリながらも尊重の模様。


● 10月2日 EUへのブレグジット申請を発表

ジョンソン首相が行う。

EUに最終案を示したけど

譲歩なければ合意なし離脱ということでしょう。


早い話、離脱は10月31日に行う!

との決意を表したものかと。


株式市場を悩ますにはよい材料カモ・・。


● 10月31日 英国、EU離脱できるか?

これもアリ
英国のEU離脱期限の延期に、フランスは反対なんだよね。



人民元の基準値

人民元安にしたい想いはあるとにらみつつ

今日の数値も並べるとこのとおり。


中国人民銀行、人民元の基準値



10月

8日  1ドル  =  7.0726元
9日  1ドル  =  7.0728元

人民元、9日、『安』へ

じわじわと『安』へ向かう動きの一つの段階と見ますが、いかがでしょう。米国の関税強化分を少しでも吸収したい動きかと。資本が流出するおそれがあっても・・ね。



ウォン安!

とにかくも、今、韓国はこれだから・・
10か月連続輸出が縮小へ

韓国、ウォン安傾向は変わらず。


問題ありと見られる1200ウォン台

先ほど下記の時間ではややウォン高へ

9日12:03:41
1ドル = 1199.79ウォン
※ https://jp.investing.com/currencies/usd-krw

基本、外貨建てで決済を行う前提として

韓国企業が加工貿易で材料を輸入する場合

きつい状況であることは想像に難くないかと。


ほかに適正を越えると、ウォンの購買力が落ち

たとえば、韓国人の海外旅行は減り

同時に、航空機利用も減少するでしょう。

となると、韓国の航空会社の収益も悪化へ!


また

米国とか、日本へ出かける韓国人は減少・・。

米国発、日々の経済指標

【興味を覚える米国発の経済指標】

これが気になってのことか・・

〇 ビザ発給制限で米中貿易協議は彷徨う?

〇 米商務省、対中禁輸措置


米国長期債相場

10月8日、価格は高く

● 10年国債
1.53%・・前日比 0.03% 低!
※ 数値:日経ほか

反発


ダウ

10月8日ダウ 26,164.04ドル -313.98ドル
※ 続落(終値)

ほか、この二つはこのとおり。

10月8日
〇 ナスダック 7,823.78 -132.52 
〇 S&P500   2,893.06 -45.73
※ https://nikkei225jp.com/から



外国為替(ニューヨーク)

円から見て!

10月8日NY外国為替
● ドル円
107円05-15銭あたり
● 前日比
0.15円 円高ドル安

米国の対中ビザ発給制限で

米中貿易協議の先行き暗しとの見立てが誘起・・。

反発


原油価格

10月8日NY原油先物 反落(9日ぶり)

WTI 52.63ドル
前日比 -0.12ドル
※ 数値:日経ほか

原油需要を細ると見たか・・。

於:マーカンタイル取引所

日本発、日々の経済指標

【興味を覚える日本発の経済指標】

次のことが背景か・・

〇 米中貿易協議の進展懸念

〇 米国の株式市場の動向


日経平均株価

10月9日、後場大引け

21,456円38銭
前日比131円40銭安

反落!


外国為替(東京)

10月9日(17:00ころ)
● ドル円
107円21-22銭あたり
● 前日比
0.06円 円安ドル高

※ 数値は日経ほか

経済ウンタラカンタラ・・今、米中貿易協議進展への懸念もあり?(令和元年10月8日)




ということで

今回も経済ウンタラカンタラと思いつくまま

メモってみました。


今回はここまでとなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

失礼します。


【あとがき】

かつて

日々の国内はじめ世界のできごとを

レジュメ形式でまとめていたことから


柔らかいバージョンとして作成したものが

『経済ウンタラカンタラ』


何かを調べる時の契機になるかもしれません。


また

派生で仮想通貨にも触れています。


基本、勢いだけ強し!ですが

お越しいただいた方に、何か残すことができれば

と、ブログの向上・管理にあたっています。

よろしくお願いします。