ノッチャン です。
今回は仮想通貨、ハッキング事案に関して
Zaif受難、被害を受けて痛い?
と思うことを取り上げてみます。
Zaifのツイッターによれば
17日、Zaifの取引場は襲われたようです。
総額、67億円を奪われたとのこと。
ちなみに過去の日本でのハッキング被害はこちら。
コインチェック | 約580億円 |
---|---|
MxGOX | 約385億 |
Zaif | 約67億 |
続いて
今回の被害額の内訳項目はこのとおり。
・MONA 現在調査中
・BCH 現在調査中
かなり、痛い結果になった様子。
経営陣、役員の退き話も上がっています。
Zaifの混乱は想像に難くなく
何気に大事と思う点は、ここでしょう。
それは被害を受けてから、状況を把握するまで
結構な時間がかかっているところ。
外部からの不正アクセスによって、ホットウォレット管理のBTC、MONA、BCHが不正に送金される事態へ。
● 17日:サーバーの異常が検知される。
● 18日:ハッキング被害そのものを確認
● 20日:被害報告として、ユーザーに情報が流れる。
また
ここで取り上げた内容はこのツイートをたどると
確認することができます。
【重要】現在発生している仮想通貨の入出金停止に関する経緯と今後の対応について、当社のプレスリリースより詳細をご報告しておりますので、ご一読をお願いいたします。https://t.co/Foy9Me6K0v
— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年9月19日
そこで、さらに話を続けますと
まず・・
初動で、金融庁、捜査当局に届けを行い
然るべき処置対応に向かった!
と思われる点に加えて
顧客の財産を守るため
必要な資金の手立てに向かった動きは
よいのではないでしょうか。
※ 全額補償の姿勢を持っています。
とはいえ
異常検知に3日かかった!
この事実はよろしくないでしょう。
金融庁の立ち入りがあるのであれば
何らかの指摘を受ける対象にはなるかも。
そのほか、基本、顧客にはもう少し早く
現状説明にかかる情報を与えた方がよい
と思うのです。
大騒ぎを避けたい思いはあったのかもしれませんが
ちょっと、残念な気はします。
さらに、今年になってから生じた
仮想通貨の事件・事案を含めて考えると
取引所の体制の不備、セキュリティの組織が脆弱
あるいは、それにかかわる要員の数と技量面に
欠落したものがあるのかもしれません。
これらに関しては、金融庁が指摘したり
あるいは
新たな経営陣(株を取得する見込み)が
補完の対応に努めるのかもしれません・・が
当然のことながら、改善が進まない限り
仮想通貨に向けた
利用者拡大を図る障害とはなるのでしょう。
早い話、不備の是正が急がれるということ。
そして
日本の仮想通貨社会全般に
結構、強い影響を与えるかもしれない
とも思いますが、どうでしょう。
※ コインチェックの次に起きたハッキング
引き続きウオッチへ。
今回はここまでとなります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
失礼します。
【あとがき】
かつて
日々の国内はじめ世界のできごとを
レジュメ形式でまとめていたことから
柔らかいバージョンとして作成したものが
『経済ウンタラカンタラ』
何かを調べる時の契機になるかもしれません。
また
派生で仮想通貨にも触れています。
基本、勢いだけ強し!ですが
お越しいただいた方に、何か残すことができれば
と、ブログの向上・管理にあたっています。
よろしくお願いします。